近畿地方
-
而妙斎好独楽透つくね蓋置 十五代 大西清右衛門 造 38,000円(内税)
◇十五代大西清右衛門(浄心)・・十四代浄中の次男として大正13年生まれる。九州大学卒業後、京都大学大学院、京都美術学校専攻科にて学ぶ。昭和三十五年に十五代大西清右衛門を襲名。千家の好みの釜を多く作った。京釜についての執筆も旺盛に行い、多くの論文を残した。平成14年、没。現在、十六代目。
◇烽玉箱(大西浄心の奥様の雅号で、浄心の晩年箱書きの代筆をする)です。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇30年頃の作品 -
「関」一行書 軸 鵬雲斎(宗興時代)筆 88,000円(内税)
◇鵬雲斎の若宗匠(宗興)時代の作品です。
◇鵬雲斎・・・大正12年、京都府生まれ。同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。昭和24年、大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修業得度、斎号『鵬雲斎』安名『玄秀宗興』を受け若宗匠となる。昭和39年10月、裏千家第15代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名・・
◇よい感じの字です。
◇多少シミ・折れありますが、ある程度仕方ない範囲だと思います。基本的に状態良好です。
◇昭和24年〜昭和39年の作品。 -
銘「青松」茶杓 清水公照書付 下削-久保左京作 SOLD OUT
◇清水公照・・元東大寺管長。207・208世別当。明治43年兵庫県姫路市生。龍谷大卒。書、絵画を得意とする。教学執事、大仏殿主任、二月堂主任、執事長等を歴任。平成11年歿、享年88歳。
◇花押部分に墨がのっていない部分があります。
◇作品はきれいで状態良好です。箱蓋裏は、ライトヤケでやや黒めです。(指摘あり)
◇30年〜40年前頃の作品。
◇久保左京・・奈良県生駒市の竹芸師。 -
干支卯香合 北村雅耕 作 SOLD OUT
◇京陶人形作家の北村雅耕さんの香合です。
◇割とリアルな感じのよい作品です。卯は令和5年の干支です。
◇きれいで、状態良好です。
◇12年頃の作品。 -
銘「二人静」茶杓 竹田益州書付 下削-高野宗陵 作 13,000円(内税)
◇竹田益州・・臨済宗の僧。建仁寺派第八代管長。大分生。竹田黙雷について修行。祥瑞寺・大仙寺を歴住、大徳寺執事長を経て建仁寺派管長になる。平成元年寂、92才。
◇花押部分に墨がのっていない部分があります。
◇共筒にややシミあり。その他は状態良好です。
◇米寿(昭和59年頃)の作品。
◇高野宗陵・・昭和12年京都生まれ。同31年より家業の竹工芸に従事し、藤井誡堂老師と出会ったことにより茶道具製作を始める。京都伝統工芸専門校講師他。 -
銘「松無古今色」丹波水指 森本陶谷作 方谷浩明書付・釘彫り 33,000円(内税)
◇丹波焼の森本陶谷さんの作品です。現在、二代目ですが、初代だと思われます。
◇大徳寺管長・方谷浩明和尚の書付と作品に釘彫がされています。
◇塗蓋に指摘ありますが、それ以外は状態良好です。◇
◇30年〜40年前位の作品。
◇方谷 浩明・・室号桃源室。大正2年、福岡県姪浜市生まれ。昭和14年相国僧堂に掛搭。山崎大津櫪堂両老師に参じ、櫪堂老師に嗣法する。この間、同年、僧堂在錫のまま安養寺住職を拝命。同23年花園大学講師。同27年、崇福僧堂師家・・ -
仁清写色絵扇流図蓋置 三浦竹軒 造 即中斎書付 35,000円(内税)
◇三浦竹軒(初代)・・明治33年、京都生。初代三浦竹泉の三男。はじめ、三代竹泉を継承したが、昭和9年別家して竹軒と改号。政府認定技術保存資格者。平成2年、没。現在、二代目。
◇表千家・即中斎宗匠の書付があります。
◇感じのよい作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱は、結構汚れ・経年感あり。
◇昭和30年代頃かと思われます。 -
竹蓋置一双 黒田正玄造 淡々斎書付 120,000円(内税)
◇淡々斎・・茶道裏千家十四世家元。東京生。裏千家十三世円能斎の長男。幼名は政之輔、号に碩叟。30才で家元を継承。淡交会を結成、ついで国際茶道文化協会を設立し茶道の海外普及につとめた。紫綬褒章受章。昭和39年歿、71才。
◇作品は状態良好です。箱は経年感あり。
◇昭和中期頃の作品。
◇黒田正玄(十二代)・・竹細工の茶道具を製作する、黒田家11代目正玄の長男として明治39年に生まれる。大正15年に十二代目正玄を襲名する。昭和18年、政府認定技術保存資格者となる・・ -
銘「下萌」茶杓 矢野一甫 書付 7,000円(内税)
◇矢野一甫・・大正13年生。崇福寺専門道場にて修業。臨済宗各派布教団布教師。昭和38年、臨済宗大徳寺派蔵雲寺(兵庫県豊岡市)住職。
◇下萌(したもえ)・・ 地中から草の芽が生え出ること。また、その芽。草萌え。
◇指摘ありますが、基本的にはキレイで状態良好です。
◇20年前頃の作品。 -
乾山写春草茶碗 永楽善五郎(即全)造 而妙斎書付 SOLD OUT
◇永楽善五郎・・千家十職の永楽家の十六代を昭和9年に襲名。永楽即全。平成10年没。現在は十七代目。
◇表千家・而妙斎宗匠の書付があります。
◇春らしい感じのよい作品です。
◇作品はきれいで状態良好です。
◇40年前頃の作品
◇而妙斎・・昭和13年、生まれ。表千家14代家元。13代即中斎の長男で、昭和42年に大徳寺の方谷浩明老師より「而妙斎」の号を与えられて宗員となる・・ -
銘「蕗(ふき)」茶杓 清水公照書付 23,000円(内税)
◇清水公照・・元東大寺管長。207・208世別当。明治43年兵庫県姫路市生。龍谷大卒。書、絵画を得意とする。教学執事、大仏殿主任、二月堂主任、執事長等を歴任。平成11年歿、享年88歳。
◇栓部分に少し爪痕ありますが、その他は状態良好です。
◇30年〜40年前頃の作品。
◇蕗は、春に咲く蕗の薹がさらに成長し葉を茂らせたもので、古くから食用にもしてきました。読み方が「富貴」と同じく、富や尊さを表すありがたく縁起のいい植物と言われています。六月によく使われる銘です。 -
信楽茶碗 寺垣外窯 杉本貞光 作 SOLD OUT
◇杉本貞光・・昭和10年生。昭和49年より、大徳寺立花大亀老師に指導を受け、茶陶を研究、老師より寺垣外窯と命明。桃山茶陶にひかれ、信楽を柱として茶碗づくりを学ぶ。
◇状態良好です。
◇40年前頃の作品。