近畿地方
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色絵鱗鶴文喰籠 橋本城岳 造 ※食篭・喰篭・食籠 10,000円(内税)
◇橋本城岳(初代)・・明治40年、福井県生。井上春峰に師事する。昭和30年京都鳴滝に築窯。同32年に五条坂に移る。現在、二代目。
◇鱗鶴文のブルーと金彩の色合いが感じよいです。
◇中に薄っすらシミがあります。それ以外は、状態良好です。
◇40年頃の作品。 -
真形羽釜 角谷莎村造 ※風炉釜 28,000円(内税)
◇角谷莎村(かくたにしゃそん)・・明治44年大阪市生。父の角谷巳之助に師事する。兄の角谷一圭(人間国宝)と共に釜を製作。昭和42年、大阪府工芸功労賞。日本工芸会近畿支部幹事・大阪工芸協会常務理事。昭和62年、没。
◇使用回数少なめで、基本的にきれいで状態良好です。箱に難あり。
◇40年〜50年前頃の作品。 -
黒仁清写竹図茶碗 茜窯 岡田華渓 造 39,000円(内税)
◇岡田華渓・・大正10年生。日本画家井上正晴に師事ののち、京都東山にあかね窯として茶陶を製作。女性らしい繊細さと、シンプルさの調和が、見る人の心をひきつける。代表作に鵬雲斎家元好の盛金花鳥絵水指、鳳凰絵水指・祇園守平茶碗がある。令和4年、没。享年101歳。現在、二代目。
◇出来のよい作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱は、経年感あり。
◇40年前頃の作品。 -
白釉水指 丹山窯 小峠葛芳 作 SOLD OUT
◇小峠葛芳(丹山)・・昭和21年姫路生。島岡達三に師事する。昭和49年京都・宇治炭山に丹山窯を開く。日本工芸会正会員。茶陶中心。
◇萩焼のような感じで、白釉がきれいです。
◇傷か窯ヒか判断に迷う箇所があり、価格は傷の価格しました。それ以外は、状態良好です。箱は、やや経年感あり。
◇40年前頃の作品。 -
銀閣寺古材舟香合 高野不窮斎作 有馬頼底書付 SOLD OUT
◇銀閣寺古材の舟香合です。作者は、竹工芸高野不窮斎さんです。有馬頼底和尚の書付があります。
◇有馬頼底・・昭和八年東京生。大龍窟と号す。相国寺専門道場に掛錫、大津櫪堂に師事。同43年相国寺塔頭大光明寺住職、平成七年相国寺派管長に就、同時に金閣寺、銀閣寺住職を兼ねる。
◇作品は状態良好です。
◇15年前頃の作品。 -
浅黄交趾鶴首花入 永楽善五郎(即全)造 28,000円(内税)
◇永楽善五郎・・千家十職の永楽家の十六代を昭和9年に襲名。永楽即全。平成10年没。現在は十八代目。
◇微妙に透明な釉薬にスレがあります。他指摘ありますが、それ以外状態良好です。
◇40年前頃の作品。 -
大磯釜 大國藤兵衛 造 ※風炉釜 SOLD OUT
◇初代・大国藤兵衛(栢斎)は、大阪の釜師で明治40年日英博覧会で金牌を得る。大正4年、日本美術協会で最高賞を得る。昭和8年、京城李王家博物館に出品する。昭和9年没。二代・大国藤兵衛は、父没後、その技術を受け継ぎ、京の大西家に対し浪速の大国藤兵衛と数多くの用命を受けるようになったが茶の湯釜・・現在、六代目。作者の代は、分かりませんが初代か二代かと思われます。
◇古釡の雰囲気をもった釡です。銀摘みの蓋です。
◇よく使われていて、錆もありますが、古釡風ですので、雰囲気に合っています。 -
蔦絵平茶碗 二代 宮川香雲 作 鵬雲斎書付 78,000円(内税)
◇宮川香雲(二代)・・昭和13年、京都生。父は宮川香斎から分家した龍谷焼初代宮川香雲。昭和55年、二代香雲を襲名。現在、三代目。
◇鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇爽やかな感じよい茶碗です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱はやや経年感あり。
◇40年前頃の作品。 -
竹図「葉々起清風」 横物 軸 画賛-立花大亀 筆 SOLD OUT
◇立花大亀・・明治32年、大阪府生。大徳寺塔頭徳禅寺住職を経て、大徳寺山内に如意庵を再興。昭和54年、大徳寺松源院を再建。平成17年、遷化。
◇感じのよい軸です。
◇左端に折れがあります。多少、他指摘ありますが、特に問題なく状態良好です。
◇30年前頃の作品。
◇竹 葉々起清風(たけ ようようとせうふうをおこす)・・中国の禅師が長旅に出る門弟を見送った時の詩で・・ -
圓能斎好写宝珠香合 土居義峰 作 15,000円(内税)
◇土居義峰・・昭和39年、加賀市山中町の下地師土居家の長男として生まれる。昭和55年、前端雅峯に入門。平成11年、通産大臣認定の伝統工芸士の称号を授かる。
◇裏千家・圓能斎好写の香合で、一閑塗で軽いです。香合の詳細は、調べましたが、分かりませんでした。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇平成7年以降の作品。(栞より) -
色波蓋置 二代 真葛香斎 造 SOLD OUT
◇真葛香斎(二代)・・大正11年、東京生。清水六兵衛に指導を受ける。のち、父・香斎のもとで茶道具製作に専念する。昭和47年、二代真葛香斎(五代宮川香斎)を襲名。平成14年、隠居し治平を名乗る。現在、真葛六代目宮川香斎。
◇五色の波が感じのよいです。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇30年前頃の作品。 -
染付腰十二面取水指 加藤利昇 作 鵬雲斎書付 SOLD OUT
◇加藤利昇(三代)・・昭和21年、二代・利昇の長男として京都に生まれる。永楽即全の絵付師と活躍した後、昭和54年に三代利昇を襲名する。同60年、京都市伝統美術功労賞受賞。平成元年、京都高島屋にて個展他。
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇よく描かれた出来のよい作品です。
◇きれいで状態良好です。箱に指摘あり。
◇平成元年以降の作品。(栞より)箱書は、もう少し後。