近畿地方
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銘「青松」茶杓 清水公照書付 下削-久保左京作
24,000円(内税)
◇清水公照・・元東大寺管長。207・208世別当。明治43年兵庫県姫路市生。龍谷大卒。書、絵画を得意とする。教学執事、大仏殿主任、二月堂主任、執事長等を歴任。平成11年歿、享年88歳。
◇花押部分に墨がのっていない部分があります。
◇作品はきれいで状態良好です。箱蓋裏は、ライトヤケでやや黒めです。(指摘あり)
◇30年〜40年前頃の作品。
◇久保左京・・奈良県生駒市の竹芸師。 -
玄々斎好写徳風棗 川瀬表完 造
24,000円(内税)
◇川瀬表完(二代)・・昭和8年、京都生。父・初代表完に師事。木村表斎を派祖とする表派の作風・技法を継承。京漆伝統工芸士会会長。平成7年、没。現在、東山表完は三代目。
◇ 裏千家・玄々斎好写の棗です。
◇基本的にきれいで状態良好です。(指摘あり)
◇30年前頃の作品。 -
金襴手牡丹唐草菓子鉢 四代 久世久宝 作
24,000円(内税)
◇久世久宝(四代)・・大正14年 京都生まれ。三代久宝の夫。立命館大学卒業後、二代久宝に師事。昭和62年、四代久宝を襲名。仁清写色絵付のほか、金襴手、染付を手がける。現在、五代目。
◇華やかで感じのよい作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇30年前頃の作品。 -
粟田焼 錦彩香炉 三代 伊東陶山 造
25,000円(内税)
共箱・無傷
胴径10.6cm×高9.6cm
◇伊東陶山(三代)・・明治33年、京都生。父・二代陶山・に師事し、浜田庄司の助手もつとめる。昭和13年、三代陶山襲名。京展・日展の審査員を務めた。昭和45年、没。
◇上品さのある香炉です。蓋受け部分に窯ヒあり。
◇状態良好です。
◇50年~60年前頃の作品。 -
「長寿(亀・薔薇・霊芝)の図」 軸 島琴江 筆
25,000円(内税)
合箱・紙本・軸先-木製
高187cm×幅63.3cm(軸先含)
◇島琴江(しまきんこう)・・姫路藩のお抱え絵師の島琴陵(沈南蘋派の画家)の子で、文政4年に姫路で生まれる。絵画の作品の多くは父に似た絵で、姫路では有名な画家の一人である。明治32年、没。
◇亀(長寿の象徴的な生き物)・薔薇(枯れない花)・霊芝(中国で珍重された不老長寿の仙薬)の長寿を意味する図が描かれています。敬老の日・長寿のお祝いに。
◇よく描かれています。 -
膳所焼染付近江八景絵芋頭水指 陽炎園作
25,000円(内税)
◇陽炎園(岩崎新定)・・・大正2年生。遠州七窯の一つ、膳所焼の窯を復興した父・健三に師事。昭和60年滋賀県文化賞受賞。昭和62年膳所焼美術館を設立。
◇よく描かれた出来のよい作品です。
◇きれいで状態良好です。
◇20年前頃の作品。 -
呂色塗銀杏蒔絵炉縁 西條一斎 造
25,000円(内税)
◇西條一斎・・昭和12年生。十七才の頃より父・奥津洋方に師事。奈良市にて、棗・炉縁を中心に製作。平成四年、淡交ビエンナーレ茶道美術公募展入賞他。
◇銀杏蒔絵が感じよいです。
◇使用感・極小のスレ・ヘコミ等ありますが、仕方がない程度だと思います。
◇30年〜40年前頃の作品。 -
小田雪窓筆「寂」文字茶碗 宮川香雲造 柴山全慶識箱
28,000円(内税)
全慶識箱・無傷
胴径12cm×高7.3cm
◇小田雪窓・・明治34年、鳥取県生。大徳寺506世住持。諱は宗甫、室号は蔵暉。503世後藤瑞巌の法を嗣ぐ。同25年、僧堂師家となり、昭和30年十一代管長に就任、のち開堂した。龍翔寺に住した。昭和41年、65才没。
◇南禅寺の柴山全慶の識箱です。
◇状態良好です。
◇60年~70年前頃の作品。 -
「春・筏下りの図」軸 森月城 筆
28,000円(内税)
合箱・絹本・軸先-骨
高209cm×幅71.2cm(軸先含)
◇合箱です。
◇森月城(もりげつじょう)・・明治20年、兵庫県加東郡に生まれる。竹内栖鳳に師事する。同41年文展に初入選、以後文展にも入選。兵庫県の日本画振興に尽力、戦後の27年兵庫県文化賞受賞、昭和36年歿、享年74歳。美術年鑑物故掲載作家。
◇よく描かれた、感じのよい作品です。
◇状態良好です。
◇50年~60年前頃の作品。 -
模呉須赤絵福字鉢 初代 三浦竹泉 造
28,000円(内税)
◇三浦竹泉(初代)・・安政元(1854)年、京都生。三代・高橋道八に師事し、五条坂に独立開窯。創作の才に富み、巧みに西洋の色釉を磁器に使うなど新しい技法を開発した。画を田能村直入に学ぶ。大正5年、没。現在、五代目。
◇明時代の古赤絵の写で、虫喰も作られているので、傷っぽく見えるかもしれませんが、無理とです。
◇作品は、状態良好です。
◇明治期頃の作品。 -
雪松画菓子鉢 四代 和田桐山作
28,000円(内税)
◇四代 和田桐山(わだとうざん)・・昭和22年、三代・桐山の長男として尼崎市に生まれる。大学在学中より作陶を始める。平成七年に四代・和田桐山襲名する。日本工芸会正会員。
◇感じのよい作品です。
◇きれいで状態良好です。
◇20年前頃の作品。 -
鉄法蓮五徳 宝暦年 西村道爺造 大西浄心(十五代清右衛門)極 ※炉用
SOLD OUT
◇宝暦年時代 西村道爺の作品です。
◇大西浄心の極み箱です
◇作品は、時代的に古いので、触るとぽろっぽろっと錆がとれます。使用には問題ありません。
◇十五代大西清右衛門(浄心)・・十四代浄中の次男として大正13年生まれる。九州大学卒業後、京都大学大学院、京都美術学校専攻科にて学ぶ。昭和三十五年に十五代大西清右衛門を襲名。千家の好みの釜を多く作った。京釜についての執筆も旺盛に行い、多くの論文を残した。平成14年、没。現在、十六代目。