裏千家の道具
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祥瑞写菓子鉢 初代 真葛香斎造 鵬雲斎書付
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◇真葛香斎(初代)・・明治30年生。父の三代宮川香斎に師事。大正4年頃、北大路魯山人に作陶の手ほどきを受ける。昭和5年、帝展に初入選。同九年、久田家・無適斎より真葛焼の箱書きを頂き、真葛香斎を名乗る。後、即中斎・淡々斎の箱書を頂くようになる。昭和47年隠居、昭和62年に没す。
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇よく描かれた作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇60年前頃の作品。 -
桐溜塗 吉野棚 川瀬表完 造 ※組立式・圓能斎好写
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◇川瀬表完・・昭和12年、京都生。父・初代表完に師事。兄・表完(本名・厚)とともに二代表完を名乗り、京塗りを受け継ぐ。京漆器伝統工芸士。
◇圓能斎好写の棚です。
◇指摘部分ありますが、基本的には使用回数少ない方です。
◇40年〜50年前頃の作品です。 -
淡々斎好唐銅糸目建水 十四代 大西清右衛門(浄中)造
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◇大西清右衛門(十四代)・・千家十職の釜師。十三代大西浄長の長男として明治21年、京都に生まれる。表千家即中斎宗左からは、浄中という名をもらい、十四代大西浄中として活動する。独自の地肌を作り始め、即中斎宗匠の字や絵を鋳込んだ華やかな釜が多い。昭和35年没。
◇裏千家・淡々斎の御好みの建水です。
◇水痕や極小の使用スレや使用感あります。特に使用上は問題ありません。
◇昭和初期〜中期頃の作品。 -
登鯉香合 岩木秀斎造 淡々斎書付
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◇岩木秀斎(初代)・・明治43年生まれ。父、兄・二代佑軒に師事。淡々斎より秀斎の号を授かります。数多くの新作を考案し、好み物も多い。淡々斎好み幟鯉香合、誰ヶ袖棚。鵬雲斎好に山里棚・亀甲透桑手付莨盆などの作品がある。平成19年、没。現在、二代目。
◇裏千家・淡々斎宗匠の書付があります。
◇淡々斎宗匠の好みになる前の作品だろうと思われる。
◇作品は、指摘ありますが、基本的に状態良好です。 -
一閑塗四方盆 二代 鈴木表朔 造 鵬雲斎書付
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◇鈴木表朔(二代)・・明治38年京都生。初代表朔に師事する。昭和12年パリ万国博銀賞受賞他。平成3年没。現在、三代目。
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇作品は、基本的にきれいで状態良好です。
◇50年前頃の作品。
◇鵬雲斎・・・大正12年、京都府生まれ。同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。昭和24年、大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修業得度、斎号『鵬雲斎』安名『玄秀宗興』を受け若宗匠となる・・ -
祥瑞蜜柑香合 四代 和田桐山作 坐忘斎書付
135,000円(内税)
◇四代 和田桐山・・昭和22年、三代・桐山の長男として尼崎市に生まれる。大学在学中より作陶を始める。平成七年に四代・和田桐山襲名する。日本工芸会正会員。
◇裏千家・坐忘斎宗匠の書付があります。
◇出来のよい作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇20年前頃の作品。
◇坐忘斎・・十六代茶道裏千家家元。昭和31年、京都府生まれ。臨済宗 大徳寺管長 中村祖順老師のもとで参禅得度。斎号『坐忘斎』 安名『玄黙宗之』。祖順老師没後、妙心寺 盛永宗興老師のもとで参禅・・ -
飴釉茶碗 大樋年朗(十代大樋長左衛門)作 鵬雲斎書付
118,000円(内税)
◇十代大樋長左衛門の襲名前の作品です。
◇大樋年朗・・昭和2年、九代大樋長左衛門の長男として生まれる。同24年、東京芸大卒業。同62年、十代大樋長左衛門襲名。平成2年、大樋美術館を開館。平成23年、文化勲章受章。 平成28年、「長左衛門」の名跡を長男・大樋年雄に譲って、以後は陶冶斎を名乗る。
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇出来のよい作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱書に指摘あります。
◇昭和55年の作品。 -
玄々斎好写桜皮曲炭斗 上杉満樹 造 ※炉用
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◇上杉満樹(二代)・・大正5年、生まれ。昭和49年、京都府漆器工芸協同組合設立以来、理事。同50年、第2回伝統工芸技術者コンクール優秀賞受賞。同52年、京都府伝統産業優秀技術者、表彰。同56年〜60年知事賞、市長賞受賞。同59年、伝統工芸士に認定される。平成元年、京都府漆器工芸協同組合:副理事長。同2年、全国伝統工芸展:会長賞他。現在、四代目。
◇作品は、基本的にきれいで状態良好です。(1回程度使用されたかもしれない。)
◇40年前頃の作品。 -
黒茶碗 九代 大樋長左衛門 造 淡々斎書付
230,000円(内税)
◇大樋長左衛門(九代)・・明治34年生まれ。江戸前期から加賀藩前田家御用窯として代々茶道具を製してきた大樋家の宗家。昭和9年に九代目襲名。中興の祖といわれた五代に匹敵する名工といわれた。昭和61年、没。
◇裏千家・淡々斎宗匠の書付があります。
◇良い感じの作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱は経年感あり。
◇昭和初期〜中期頃の作品。 -
別作 黒茶碗 大樋年朗(十代長左衛門)作 鵬雲斎書付
160,000円(内税)
◇十代大樋長左衛門の襲名前の作品です。
◇大樋年朗・・昭和2年、九代大樋長左衛門の長男として生まれる。同24年、東京芸大卒業。同62年、十代大樋長左衛門襲名。平成2年、大樋美術館を開館。平成23年、文化勲章受章。 平成28年、「長左衛門」の名跡を長男・大樋年雄に譲って、以後は陶冶斎を名乗る。
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇別作の出来のよい作品です。
◇作品は、きれいで美品です。
◇40年前頃の作品。 -
唐津茶碗 十三代 中里太郎右衛門造 鵬雲斎書付
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◇中里太郎右衛門(十三代)・・大正12年、12代中里太郎右衛門の長男として唐津市に生まれる。本名は忠夫。昭和26年、日展初入選を飾り、31年に北斗賞、40年には特選に輝く。40年には現代工芸美術家協会視察団として欧州、中近東を視察した。44年に十三代中里太郎右衛門を襲名。56年に日展内閣総理大臣賞・・
◇裏千家・鵬雲斎宗匠の書付があります。
◇唐津らしい茶碗です。
◇状態良好です。(指摘あり)箱経年感あり。
◇書付より昭和45年頃の作品。 -
銘「松涛」 茶杓 井口海仙 拙作 下削-黒田宗傳造
43,000円(内税)
◇井口海仙・・明治33年、裏千家十三世円能斎の三男として京都に生まれる。宗含、幽静庵と号す。財団法人今日庵理事、茶道裏千家淡交会副会長、淡交社社長となる。『茶道入門』『原色茶道大辞典』など多数の著書があり、茶道ジャーナリストとして活躍。昭和57年歿、81才。
◇松涛(しょうとう)・・松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。松籟。
◇拙作(自作)のよい茶杓です。
◇作品は、状態良好です。(指摘あり)箱はシミ・経年感あり。
◇50〜60年前頃の作品です。
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