管長・塔頭 書付
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「清風」横物 軸 方谷浩明 筆 30,000円(内税)
◇方谷 浩明・・室号桃源室。大正2年、福岡県姪浜市生まれ。昭和14年相国僧堂に掛搭。山崎大津櫪堂両老師に参じ、櫪堂老師に嗣法する。この間、同年、僧堂在錫のまま安養寺住職を拝命。同23年花園大学講師。同27年、崇福僧堂師家。同41年には大徳寺派管長に就任。横嶽の古跡瑞雲寺の復興に尽力、同55年、師家退任後は瑞雲寺に閑栖する。平成7年、遷化。世寿82
◇巻きシワ等ありますが、まぁ、仕方がない程度だと思います。
◇40年〜50年前頃の作品です。 -
「昨夜一聲雁」一行書 軸 有馬頼底 筆 SOLD OUT
◇有馬頼底・・昭和八年東京生。大龍窟と号す。相国寺専門道場に掛錫、大津櫪堂に師事。同43年相国寺塔頭大光明寺住職、平成七年相国寺派管長に就、同時に金閣寺、銀閣寺住職を兼ねる。
◇よい字です。高さは187.5cmで長めです。
◇指摘ありますが、基本的にきれいで状態良好です。
◇20年~30年前頃の作品。
◇昨夜一聲雁(さくやいっせいのかり)・・昨夜雁が一声鳴いて空を渡っていった。雁の一声がまるで秋を呼び起こしたようにすっかり秋色が深まっている様子。 -
銘「柴垣」茶杓 梶浦逸外書付 下削-黒田宗傳作 23,000円(内税)
◇梶浦 逸外(かじうら いつがい)・・明治29年、愛知県生。臨済宗大学(現花園大学)卒。臨済学院専門学校校長、昭和19年に岐阜県正眼寺住職、同44年に妙心寺派管長を歴任。正眼短期大学を創立。禅の海外普及に努めた。巨人軍の川上哲治監督、千宗室が師事したことでも知られる。同56年、遷化。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇40年前頃の作品。
◇黒田宗傳(三代)・・初代宗傳は、十代黒田正玄の次男として生まれる。万国博覧等に出品し主なる賞を受賞・・ -
「彩鳳舞丹霄」一行書 軸 小堀定泰 筆 13,000円(内税)
◇小堀定泰(こぼりじょうたい)・・明治44年、佐賀県生まれ。虎渓山僧堂で修行、昭和13年、大徳寺派近江狐篷庵住職に就任。江戸前期の茶匠、造園家として有名な小堀遠州の末裔。昭和40年に長年朽ち果てていた近江の狐篷庵(小堀家菩提寺)の本堂及び庭の再興に着手。一行物茶掛など書を能くする。次男は建仁寺管長小堀泰厳。
◇指摘あるものの、基本的にはきれいな方です。
◇30年前頃の作品。
◇彩鳳舞丹霄(さいほう たんしょうにまう)・・「彩鳳」というのは、五色の羽を輝かせながら舞う鳳凰のこと・・ -
六字名号「南無阿弥陀仏」軸 足立泰道筆 ※尺五立 18,000円(内税)
◇足立泰道・・昭和12年、生まれ。臨済宗大徳寺派、瑞龍山 雲澤禅寺(兵庫県)住職。
◇表具等上品で、バランスのよい軸です。
◇きれいで、状態良好です。
◇10年〜20年前頃の作品。 -
「円相 明珠在掌」 横物 軸 立花大亀 筆 SOLD OUT
◇立花大亀・・明治32年、大阪府生。大徳寺塔頭徳禅寺住職を経て、大徳寺山内に如意庵を再興。昭和54年、大徳寺松源院を再建。平成17年、遷化。
◇よい字とよい禅語です。
◇折れとシミがあります。シミが比較的目立ちにくい紙ですが、なんとなくそれなりにあります。そう気にならないとは思います。
◇40年前頃の作品。 -
「娯中自 古不知愁」六瓢の図 横物 軸 賛-長谷川寛州筆 SOLD OUT
◇長谷川寛州・・大徳寺の三玄院の前住職。
◇賛の意味を調べましたが、判らず、考えましたが合っているかどうか分かりません。六瓢の雰囲気はよいと思います。大きさは、大きくありません。
◇シミや折れはあります。
◇40年前頃の作品。 -
銘「翁」黒楽熊手彫茶碗 井上方竹造 小林太玄書付 SOLD OUT
◇井上方竹(二代)・・昭和9年、兵庫県姫路市に生まれる。父・初代方竹に師事する。昭和47年、二代方竹を襲名。大徳寺黄梅院宮西玄性老師より印南窯と命名。大阪天満橋松坂屋・東京新宿小田急・博多大丸・神戸そごう・松江一畑百貨店個展他。平成9年か10年頃、没。
◇高砂の翁の持ち物の熊手(福をかき集める)が彫られた黒茶碗で、小林 太玄和尚の書付があります。翁は長寿を象徴されている。落ち葉拾いの秋の使用にも。
◇作品は、状態良好です。箱は、経年感あり。
◇昭和61年以降の作品。(栞より) -
「掬水月在手」 一行書 軸 方谷浩明 筆 SOLD OUT
◇方谷 浩明・・室号桃源室。大正2年、福岡県姪浜市生まれ。昭和14年相国僧堂に掛搭。山崎大津櫪堂両老師に参じ、櫪堂老師に嗣法する。この間、同年、僧堂在錫のまま安養寺住職を拝命。同23年花園大学講師。同27年、崇福僧堂師家。同41年には大徳寺派管長に就任。横嶽の古跡瑞雲寺の復興に尽力、同55年、師家退任後は瑞雲寺に閑栖する。平成7年、遷化。世寿82
◇割とシミがあります。折れは特になく、その他は基本的に状態良好です。(指摘あり)高192.5cmで長めです。
◇50年前頃の作品です。 -
銘「清風」茶杓 立花大亀書付 下削-西川楳玄作 25,000円(内税)
◇立花大亀・・明治32年、大阪府生。大徳寺塔頭徳禅寺住職を経て、大徳寺山内に如意庵を再興。昭和54年、大徳寺松源院を再建。平成17年、遷化。
◇胡麻の白竹茶杓で爽やかです。
◇作品は、筒に薄いシミありますが、その他は状態良好です。
◇30年前頃の作品。
◇西川楳玄・・京都の四代続く竹芸作家。 -
「月 こころにぞすむ」 軸 松原泰道 筆 SOLD OUT
◇松原泰道(まつばらたいどう)・・明治40年、東京府生まれ。東京都港区の龍源寺住職。早稲田大学文学部卒。岐阜県の瑞龍寺で修行したのち、臨済宗妙心寺派教学部長を務める。 1972年出版の「般若心経入門」(祥伝社刊)は記録的ベストセラーとなり・・
◇法然上人(ほうねん)の歌の「月影の いたらぬ里は なけれども 眺むる人の 心にぞすむ」を短くしている。
◇高184cmですので、やや長めです。
◇作品は、本紙の下にシミがありますが、その他は状態良好です。
◇平成13年秋の作品。 -
「東籬佳秋色」一行書 軸 小林太玄筆
SOLD OUT
◇小林 太玄(こばやし・たいげん)・・・昭和16年生まれ。花園大学(妙心寺派)卒業後、臨済宗大徳寺派大徳寺にて修業・得度。昭和50年大徳寺塔頭。黄梅院住職。
◇シミが割とあります。
◇30〜40年前頃の作品。
◇東籬佳秋色(とうり しゅうしょく かなり)−陶 淵明(とう えんめい)の詩から 情景と心境をとらえて五字に圧縮したもの・・