夏
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白磁やなぎ茶碗 加藤五山 造
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◇加藤五山(ござん)・・大正11年、愛知県瀬戸市生。父・加藤鶴仙に技陶を学ぶ。中国染付の研究を重ね、昭和51年には中国故宮博物院より元時代の染付の復元の依頼を受ける。古染付の第一人者として同56年愛知県伝統技術保持者に認定。昭和59年、真珠釉完成。アイルランド国立美術館に7点、日中友好協会北京記念館に「涼磁」が永久保存。愛知県文化財保存会理事。平成19年、没。
◇感じのよい作品です。
◇作品は指摘ありますが、基本的にきれいで状態良好です。
◇深さは、浅めです。◇30年前頃の作品。 -
唐銅利休面取風炉 一ノ瀬宗辰 作
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◇一ノ瀬宗辰・・高岡の鋳銅風炉師
◇灰の入ったまま入荷しましたが、出しておきました。風炉は、中に青錆がありますが、外面は使用感あるものの割りと良い方だと思います。五徳は、錆あり。前瓦・底瓦は使用感あり。お稽古用に如何でしょう。
◇30年前頃の作品。 -
南蛮ハンネラ水指 堀野証嗣 作
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共箱・無傷
胴径18.8cm×高14.7cm(蓋含)
◇堀野証嗣・・昭和24年、三重県四日市生。辻光典に師事。高麗ものの写しや万古赤絵のものを手がける。東海伝統工芸展入選他。
◇状態良好です。
◇30年前頃の作品。
◇水漏れ試験済み。 -
「渓聲」茶碗 清水公照筆 柳瀬本窯(小石原焼)作
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◇清水公照・・元東大寺管長。207・208世別当。明治43年兵庫県姫路市生。龍谷大卒。書、絵画を得意とする。教学執事、大仏殿主任、二月堂主任、執事長等を歴任。平成11年歿、享年88歳。
◇柳瀬本窯・・創業から350年栄誉ある伝統を受け継ぐ筑前小石原焼の本窯十統の一つ。そのすぐ隣には東大寺長老、清水公照先生の作品を集めた私設美術館がある。
◇作品はきれいで状態良好です。
◇平成6年以降の作品(栞より)
◇渓聲(けいせい)・・谷川の音。渓流の音 -
蟹蒔絵蔦造香合 人間国宝 川北良造 作
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◇川北良造・・昭和9年、石川県山中町生まれ。父・川北浩一・氷見晃堂に師事して、木工の挽物技法を修業。平成5年、山中漆器ろくろ技術保存会会長。平成6年、「木工芸」で人間国宝に認定される。
◇蔦の木目がきれいな作品です。
◇作品は、きれいで状態良好です。箱は、経年感あり
◇30年〜40年前頃の作品 -
霰丸釜 六代佐々木彦兵衛 ※風炉釜
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◇佐々木彦兵衛(六代)・・初代より釜彦として親しまれている京釜師。昭和二十六年生まれ。同志社大学法学部卒業。五代釜彦こと佐々木彦兵衛に大学在学中より師事し、五十五年、六代佐々木彦兵衛襲名。 古い釜の研究を通して現代の釜を考察し、生きた鋳鉄のすばらしさ、釜肌と地紋の調和、釜肌と形の美しさを表現するため、 初代からの秘伝に加え、自分なりの研究、精進を重ねる。
◇霰が多く・鋭く、銀摘みでよい釜です。
◇やや使用感・錆等ありますが、基本的に状態良好です。
◇平成元年頃の作品。 -
明石焼 蛸壺形花入 日之出工業窯 造
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◇日之出工業窯・・増岡国夫は終戦後、泉兵次郎の登窯を借り日之出工業として、花器・抹茶茶碗・煎茶器・菓子器を焼いていた。昭和40年、台風被害により閉窯。
◇蛸の姿がユニークです。
◇裏面に穴があり、掛花入にも出来ます。
◇状態良好です。
◇戦後~昭和40年の作品。
◇参考:明石蛸の旬は6〜8月。エサが豊富で流れの速い潮にもまれ育つため、味も歯ごたえもよい事で知られる。 -
鵬雲斎好写糸巻棗 和田寿峰 作
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◇和田寿峰・・加賀蒔絵師として60余年、茶道具を中心とした作品作りに専心している。
◇鵬雲斎好写の中棗です。
◇状態良好です。
◇20年〜30年前頃の作品。 -
高取茶碗 十一代高取静山 造
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◇高取静山・・明治40年、福岡県朝倉郡に生まれる。小野賢一郎に師事し、秀吉の朝鮮出兵の際黒田長政が連れ帰った陶工・八山を始祖とし明治維新によってとだえていた幸田藩御用窯高取焼を再興すべく、父富基と共に昭和13年個展を開くが、その会期中に父の急逝にあい一時休窯する。同32年再び窯を開き河村蜻山に師事。翌年遠州流宗家12代小堀宗慶に師事し、高取焼11代を襲う。薄作りで、沈んだ渋みのある地に釉薬をかけ・・
◇作品は、状態良好です。
◇50年〜60年前頃の作品。 -
蜻蛉蒔絵丸香合 五代 川端近左 造
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◇川端近左(五代)・・大正四年、奈良県生。昭和3年、十二歳で四世近左に入門。同16年、養子となり、同38年、五代近左を襲名。伝統的な意匠と技法を守りつつ、今までにない味わいを出そうと、忠実に仕事に取り組んでいた。同56年、大阪府工芸功労賞。平成11年、没。現在、六代目。
◇蜻蛉蒔絵の出来が良いです。
◇作品は、きれいで状態良好です。
◇30年前頃の作品。 -
色絵鷺草画茶碗 清閑寺窯 三代 杉田祥平 造
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◇杉田祥平(三代)・・大正三年、京都生。二代に師事する。昭和十八年、三代目を継承。古清水の流れをくむ作品に、新しい感覚を取り入れ、独自の色絵の世界を築く。現在、五代目。
◇鷺草の開花期は、7月〜9月です。純白の白鷺の乱舞を思わせ、造形の妙を見せてくれます。花言葉は「清純」「夢でもあなたを想う」です。
◇感じのよい作品です。
◇中、なんとなくの使用感ありますが、基本的にきれいです。
◇平成9年以降の作品。(略歴より) -
桃山釜 角谷莎村造 ※風炉釜
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◇角谷莎村(かくたにしゃそん)・・明治44年大阪市生。父の角谷巳之助に師事する。兄の角谷一圭(人間国宝)と共に釜を製作。昭和42年、大阪府工芸功労賞。日本工芸会近畿支部幹事・大阪工芸協会常務理事。昭和62年、没。
◇多少、指摘部分ありますが、基本的によい状態な方です。
◇50年〜60年前頃の作品。
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